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新幹線での移動中は、スマホだけでなく、タブレットやノートPCまで充電したくなることがあります。
ただし、必要以上に大きな充電器を選ぶと荷物がかさばるだけでなく、足元のコンセントへ接続したときに座席まわりが窮屈になることがあります。
反対に、出力が足りない充電器では、ノートPCを使用しながら十分に充電できない場合があります。
この記事では、新幹線移動で使いやすい充電器を、30W・35W・65Wの用途別に整理します。小型さだけでなく、充電する機器、USB-Cポート数、同時充電時の出力配分を基準に選びましょう。
この記事の結論
- スマホ中心なら、30W前後の小型モデル
- スマホとタブレットなどを直接同時充電するなら、USB-Cを含む2ポートモデル
- ノートPCを使うなら、PCが必要とする出力を満たすモデル
- スマホはノートPCのUSBポートから給電する方法もある
- 新幹線では足元で邪魔になりにくい小型サイズを優先する
新幹線向け充電器の用途別早見表
まずは、出張中に充電したい機器から必要な出力を絞り込みましょう。
| 主な用途 | 出力の目安 | 選び方 | 候補を見る |
|---|---|---|---|
| スマホ中心 | 30W前後 | 小型、1~2ポート | 30W候補を見る |
| スマホ+タブレット | 35W前後 | USB-Cを含む2ポート | 35W候補を見る |
| ノートPC+スマホ | 65W前後 | PCの必要出力と同時出力配分を確認 | 65W候補を見る |
35Wや65Wと書かれていても、2台同時に接続すると出力が分かれる場合があります。
ノートPCを充電する場合は、合計出力だけでなく、PCを接続するポートへ何W出力されるかも確認してください。
新幹線で実際に使って感じた充電器選びのポイント
新幹線で充電器を使うときは、出力やポート数だけでなく、足元で邪魔にならない大きさが重要だと感じています。
私が利用した新幹線では、コンセントが座席の足元付近にあることが多く、充電器本体が大きいと足を動かせる範囲が狭くなり、座席まわりが窮屈に感じることがありました。
コンセントの位置や向きよりも、充電器本体の厚みや出っ張りの大きさのほうが、実際の使いやすさに影響します。
そのため、必要な出力を確保できる範囲で、できるだけ小型の充電器を選ぶようにしています。
ノートPCとスマホを使う場合も、充電器から2台へ直接給電するとは限りません。基本的にはノートPCを新幹線のコンセントへ接続し、スマホはノートPCのUSBポートから給電する方法を使っています。
この使い方なら、充電器側に多くのUSBポートがなくても対応できます。充電器に複数のUSBポートを求める場合でも、普段の出張用途では2ポート程度あれば十分と考えています。
新幹線で重視している条件
- 足元で邪魔になりにくい小型サイズ
- ノートPCに必要な出力を確保できること
- 複数ポートを選ぶ場合でも2ポート程度
- 必要以上に大きく、ポート数の多い製品を選ばないこと
これまでに購入した製品の中で、特定の商品をおすすめできないと感じた経験はありません。ただし、新幹線での使いやすさを考えると、必要以上に大きな充電器は避けたほうがよいと感じています。
まず決めたいのは「何を充電したいか」
充電器選びで最初に決めるべきなのは、出張中に何を充電するかです。
ここが曖昧なままだと、必要以上に大きな充電器を買ったり、反対に出力不足でノートPCを十分に充電できなかったりします。
スマホだけなら30W前後で十分
iPhoneやAndroidスマホを中心に充電するなら、30W前後のUSB-C充電器が候補になります。
1台だけを充電することが多い人は、ポート数を増やすよりも、バッグやガジェットポーチへ収納しやすいサイズを優先したほうが使いやすくなります。
スマホ用としては65Wモデルでも使用できますが、ノートPCを持ち歩かない人には、価格やサイズがオーバースペックになることがあります。
スマホ+タブレットなら2ポートが便利
スマホとタブレット、スマホとワイヤレスイヤホンなど、2台を充電器へ直接接続したい場合は、USB-Cポートを2つ備えたモデルが便利です。
ただし、35Wの充電器を2台同時に使用した場合、1台ごとに35W出力されるわけではありません。
接続する機器によって出力が分配されるため、充電速度を重視する場合は、同時使用時の出力配分も確認しましょう。
ノートPCも充電したいなら65W級を基準にする
新幹線車内や駅、ホテルでノートPCを使う人は、使用するPCが必要とする出力を確認したうえで、65W級のUSB-C充電器を基準にすると選びやすくなります。
スマホはノートPCのUSBポートから給電できる場合があるため、必ずしも充電器側に複数のUSB-Cポートが必要とは限りません。
PCを開かずにスマホも直接充電したい場合や、タブレットなどを同時に接続したい場合は、USB-Cを2ポート備えたモデルが便利です。
その場合は、合計出力だけでなく、2台同時使用時にPC側へ配分される出力も確認してください。
小型重視で選ぶときのポイント
新幹線移動では、充電器の性能だけでなく、バッグやガジェットポーチへ無理なく収納できるか、足元で邪魔にならないかも重要です。
折りたたみプラグだと持ち運びやすい
ポーチへ入れて持ち歩くなら、プラグを本体へ収納できるモデルが扱いやすいです。
プラグが出たままの充電器は、ケーブルやモバイルバッテリーと干渉したり、ほかの持ち物を傷つけたりすることがあります。
足元で出っ張りにくい形状を選ぶ
新幹線のコンセントが足元付近にある場合、充電器が大きく張り出すと、足を動かすスペースが狭くなることがあります。
単純な縦横サイズだけでなく、コンセントへ差したときにどの方向へ本体が出っ張るかも確認すると、車内で扱いやすい充電器を選びやすくなります。
USB-C中心の構成が使いやすい
スマホ、タブレット、ノートPCをUSB-Cで統一できれば、持ち歩く充電器とケーブルの種類を減らせます。
USB-A機器を使っている場合はUSB-A付きも候補になりますが、これから充電環境を揃える場合は、USB-C中心の構成が使いやすいでしょう。
小ささだけで決めず、ケーブルもセットで考える
充電器が高出力でも、ケーブルが必要な出力に対応していなければ、想定した速度で充電できないことがあります。
ノートPCまで充電する場合は、充電器だけでなく、USB-Cケーブルの対応出力も確認してください。
GaN採用は充電器を小型化しやすくする判断材料の一つですが、この記事では方式の違いよりも、必要な出力とポート構成を優先して選びます。
複数ポート重視で選ぶときのポイント
出張では複数ポートの充電器が便利ですが、ポート数だけで選ぶと、必要な機器へ十分な出力を確保できないことがあります。
見るべきはポート数より同時充電時の出力配分
65Wと表示されている充電器でも、USB-Cポートを2つ同時に使うと、45W+20Wなどに出力が分かれることがあります。
スマホ2台なら大きな問題になりにくいですが、ノートPCとスマホを同時に充電する場合は、PC側へ配分される出力が重要です。
出張ならUSB-C×2で対応しやすい
USB-Cポートが2つあれば、次のような組み合わせに対応しやすくなります。
- ノートPC+スマホ
- スマホ+タブレット
- スマホ+モバイルバッテリー
- タブレット+ワイヤレスイヤホン
ただし、ノートPCからスマホへ給電する使い方なら、充電器側は1ポートでも対応できる場合があります。
PCを開かずに複数機器を充電したい人は2ポート、PCからの給電を使う人は小型の1ポートモデルも候補になります。
3ポート以上は必要な人に限って選ぶ
3ポート以上あるモデルは、PC・スマホ・イヤホンなどをまとめて充電したい人には便利です。
一方で、普段は2台までしか接続しない人には、サイズや重量が増えるだけになることがあります。
新幹線の足元で使用することを考えると、実際に同時充電する台数を確認し、必要以上に大きなモデルを選ばないことが重要です。
新幹線移動で失敗しにくい選び方
充電器はできるだけ1個にまとめる
ノートPC用とスマホ用を別々に持つより、必要な出力を確保できる充電器へまとめたほうが、忘れ物を減らしやすくなります。
ノートPCのUSBポートからスマホへ給電できる場合は、PC用の充電器1個と対応ケーブルだけで済ませることもできます。
ただし、スマホしか充電しない場合は、無理に65Wモデルを選ぶ必要はありません。
迷ったら少し余裕のある出力を選ぶ
現在はスマホしか使っていなくても、今後タブレットやUSB-C対応PCを持ち歩く可能性があります。
長く使う予定なら、必要最低限の出力より少し余裕のあるモデルを選ぶ方法もあります。
ただし、将来使う予定のない機器のために、大型で重いモデルを選ぶ必要はありません。
ケーブル整理まで含めて考える
車内では、充電器本体よりも、ケーブルの長さや本数が使いにくさの原因になることがあります。
充電器と対応ケーブルをセットにしてガジェットポーチへ入れておくと、忘れ物を防ぎやすくなります。
用途別に選びやすい充電器候補
ここからは、30W・35W・65Wの用途別に比較しやすい候補を紹介します。
すべての人に同じ製品が向いているわけではありません。充電する機器、必要なポート数、持ち運びやすさを基準に比較してください。
スマホ中心
(1)Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)
この商品を選ぶ理由:
最大30W出力、USB-C 1ポート、約40gの小型モデルです。スマホを1台ずつ充電する使い方なら、複数ポートモデルより荷物を小さくまとめやすく、折りたたみ式プラグなので出張用ポーチにも収めやすい構成です。
向いている人:
スマホ中心で、ノートPCを充電する予定がなく、充電器の小ささと軽さを優先したい人に向いています。
注意点:
USB-Cポートは1つです。スマホとモバイルバッテリーなどを充電器から直接同時に充電したい人には不向きです。最大30Wのため、ノートPC用として選ぶ場合は使用するPCの推奨出力を確認してください。
価格や在庫状況を比較したい場合は、各販売先のページで確認してください。
※詳細スペック、型番、在庫状況は購入ページでご確認ください
2台同時充電向け
(2)Apple デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタ
この商品を選ぶ理由:
USB-Cポートを2つ備え、スマホとタブレット、スマホとイヤホンなど、2台を1個の充電器へまとめやすいモデルです。折りたたみ式プラグのため、出張用のポーチにも収納しやすくなっています。
向いている人:
Apple製品を中心に使い、スマホ、タブレット、Apple Watch、AirPodsなどを組み合わせて充電したい人に向いています。
注意点:
合計出力は35Wです。2台を接続した場合は、接続機器に応じて出力が分配されます。ノートPCとスマホを同時に高速充電したい人には、65W級のモデルのほうが向いています。充電ケーブルは別売りです。
※詳細スペック、型番、在庫状況は購入ページでご確認ください
薄型重視
(3)CIO NovaPort SLIM DUO II 65W2C
この商品を選ぶ理由:
USB-Cを2ポート搭載し、単ポートでは最大65Wに対応する薄型モデルです。本体は約12.5mmの薄さで、プラグは180°スイング構造を採用しています。新幹線の足元付近など、低い位置のコンセントで使う場合は、充電器の厚みや出っ張りが使いやすさに影響するため、仕様上この記事の判断軸に合う候補です。
向いている人:
ノートPC用の出力を確保しながら、薄型・USB-C 2ポート・プラグ角度の調整しやすさを重視したい人に向いています。
注意点:
2ポート同時使用時は、45W+20W、20W+45W、30W+30Wなどに出力が分配されます。ノートPC側で65Wを必要とする場合は、同時充電時の配分を確認してください。ケーブルは付属しません。この製品については実使用レビューではなく、メーカー公表仕様をもとに新幹線で使う候補として整理しています。
※詳細スペック、型番、在庫状況は購入ページでご確認ください
PC+スマホ向け
(4)Belkin BoostCharge Pro 65W デュアルUSB-C GaN充電器
この商品を選ぶ理由:
PPSに対応したUSB-C 2ポートの65W級充電器です。単ポート使用時は最大65W、2ポート同時使用時は45W+20Wで、ノートPCとスマホを1個の充電器へまとめやすい構成です。
向いている人:
USB-C対応ノートPCとスマホを充電器から直接同時に充電したい人や、PC用とスマホ用の充電器を1個へまとめたい人に向いています。
注意点:
型番はWCH013dqWHです。2台同時に接続するとPC側は最大45Wとなるため、使用するノートPCが必要とする出力を購入前に確認してください。
※詳細スペック、型番、在庫状況は購入ページでご確認ください
複数ポート・PC重視
(5)Lenovo 65W デュアルUSB Type-C GaN ACアダプター(40AW065BUS)
この商品を選ぶ理由:
USB Type-Cを2ポート搭載し、1ポート使用時は最大65Wに対応するLenovo純正のGaN ACアダプターです。約1.5mのUSB Type-Cケーブルが付属するため、Lenovo製PCとの組み合わせや、充電器とケーブルをまとめて用意したい場合に比較しやすい製品です。
向いている人:
ThinkPadなどの対応Lenovo製PCを使っている人や、PCとスマホを充電器から直接充電したい人、ケーブル込みで持ち出し用の充電セットを作りたい人に向いています。
注意点:
2ポート同時使用時はUSB Type-C1が最大45W、USB Type-C2が最大18Wです。使用するPCの推奨出力と対応機種を確認してください。
※詳細スペック、型番、在庫状況は購入ページでご確認ください
まとめ
新幹線向けの充電器は、単純に出力が高いものを選ぶのではなく、充電する機器と必要な出力から選ぶことが重要です。
- スマホ中心なら30W前後
- スマホとタブレットなどを直接充電するなら35W前後のUSB-C 2ポート
- ノートPCを使うなら、PCが必要とする出力を満たすモデル
- スマホはノートPCのUSBポートから給電する方法もある
新幹線では、足元付近のコンセントへ充電器を差す場面があります。必要以上に大きな充電器は、足を動かすスペースを狭くすることがあるため、必要な出力を確保できる範囲で小型のモデルを選ぶことが大切です。
複数ポートモデルを選ぶ場合も、ポート数を増やしすぎる必要はありません。普段の出張用途に合わせ、1~2ポートを基準にすると荷物をまとめやすくなります。
FAQ
新幹線用の充電器は何Wくらいを選べばいいですか?
スマホ中心なら30W前後、2台を充電器へ直接接続するなら35W前後、ノートPCまで充電したいなら65W級を目安にすると選びやすいです。ノートPCについては、メーカーが案内する推奨出力も確認してください。
新幹線では充電器の大きさも重要ですか?
重要です。足元付近にあるコンセントへ大きな充電器を接続すると、足を動かせる範囲が狭くなり、座席まわりが窮屈になることがあります。必要な出力を確保できる範囲で、小型のモデルを選ぶと使いやすくなります。
ノートPCとスマホを同時に充電するには2ポート必要ですか?
必ずしも必要ではありません。ノートPCをコンセントへ接続し、スマホをノートPCのUSBポートから給電する方法もあります。PCを開かずにスマホを充電したい場合や、複数機器を充電器へ直接つなぐ場合は2ポートが便利です。
複数ポート充電器で確認すべき点は何ですか?
ポート数だけでなく、2台同時に使ったときに出力がどのように分かれるかを確認することが重要です。特にノートPCを接続する場合は、PC側へ配分される出力を確認してください。
USB-A付きとUSB-C中心ならどちらが便利ですか?
最近のスマホ・タブレット・ノートPC中心ならUSB-C中心のほうが使いやすいです。古いケーブルや周辺機器をまだ使う場合は、USB-A付きも候補になります。
▶ 新幹線の充電対策まとめはこちら
新幹線の充電対策まとめ
※充電器の対応出力、同時充電時の配分、対応機種、付属品は、製品や販売ページによって異なります。購入前にメーカー公式情報と販売ページの仕様欄をご確認ください。
更新日:2026年09月04日
参照元:USB-IF、Anker Japan公式、Apple公式、CIO公式、Belkin公式、Lenovo公式、経済産業省